令和5年の笹巻き

6月4日。『笹巻きの会』を開催しました。

笹は大きな葉、真ん中の柔らかい葉、軸になるところと仕分けをします。「はだこ」と呼ばれる柔らかい葉で団子を包んで3枚の葉で巻きもう1枚で全体を巻いてい草で巻き止めます。初めは難しくてなかなか上手にできませんが巻いていくうちに「もっと巻きたい!」欲求が出て、どんどん上達していきます。

巻くのは手間のかかる仕事ですが食べるのは一瞬。出雲地方の方にとってはこの時期に食べる笹巻きは懐かしさも相まって余計に「美味しい!」と感じるものなのかな、と思います。

最近は「笹巻き」そのものが売ってあったり笹もスーパーに売られているのを見ることがあります。みなさん口々に「笹をとりに行くのが大変!」とおっしゃいますがそれも含めての楽しみとして続けて行ってもらえるとうれしいです。ご参加の方に「おばあちゃんところでは米粉から挽いていましたよ!」と伺い、そこまでできたらすごいなーと思いました。

ご参加下さいました皆さま、毎年講師をつとめてくださる伊藤僚子さん、ありがとうございました。

まだまだ笹が取れる季節なのでおひとりでお友達とご家族でぜひ巻き巻きしてみてくださいー。