自由な器

安部宏『盛るうつわ展』。2日が過ぎました。

みなさん、一つひとつ手に取りあれこれ悩みながら、お気に入りを選ばれていくのが本当に楽しそうで、わたしも一緒にうれしくなりました。どれもこれも手にとってみたくなるものばかりです。

安部宏さんは「器は普段につかってもらってこそだから」とよくおっしゃいます。よそ行きの大袈裟なものでなく、日常で使いやすい器、やさしい器とはどういうものか、日々考えながら製作しておられると。つくり続けて五十年になられますが、まだそこに謙虚に向き合い続ける姿勢は、分野をこえて、わたしもたくさん学ぶことがあります。

そういえば、3枚めの写真。出雲地方ではおなじみの煎茶碗ですが、
「これ、エスプレッソ飲むのによそう!」とおっしゃった方がおられ
あぁ、なるほど。器って自由なんだなぁ、と思いました。
向付も湯冷しもその用途にとらわれず気に入ったものをどんどん使っていけば日々の暮らしも楽しいものになっていくと思います。

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